レポート・歴史

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那古野塾との共同企画
2009/01/17

◇◇特別イベント・  商人噺を聴く会◇◇
      那古野塾との共同企画

日時 平成20年10月10日(金) 18:00より挨拶、落語

懇親会 19:30-21:00 点心弁当

落語 三遊亭 円窓師匠  
    http://ensou-dakudaku.net/

会費  お一人  6000円 (会員・ビジターとも)

会場 料亭 蔦茂(つたも)    
名古屋市中区栄3-9-27 TEL 052-241-3666
    http://www.tsutamo.com/


申し込みは、事務局(波原 yyoko@akanex.com)か、
小島幹事 090-3585-1414、
深田正雄 TEL 052-241-9111 E-mail masao@ab.mbn.or.jp まで


忘年会
2009/01/17




◇◇のご案内◇◇

日時 平成20年12月27日(土) 宴会開始 18:30

余興 「かっぽれ!!」他お座敷芸 唄う不動産屋・近藤直樹氏

会費  お一人   会員          5000円 
   会員家族、社員   10000円 
   ビジター      15000円

会場  料亭 蔦茂(つたも)    
名古屋市中区栄3-9-27 TEL 052-241-3666
     http://www.tsutamo.com/


11月例会
2008/11/29

11月例会

●テーマ  「立派な変人たれ」

●講師   株式会社エスワイフード・世界のやまちゃんグループ 
       代表取締役 山本 重雄 氏    

●プロフィール
昭和32年6月 岐阜県関市生まれ(旧 武儀郡洞戸村)
昭和50年3月 武義高等学校 卒業
          4月海上自衛隊入隊

昭和56年6月 新栄に1号店「やきとり・串かつやまちゃん」創業
昭和59年4月  「有限会社世界のやまちゃん」と登録
平成 4年3月  「株式会社 エスワイフード」社名変更
平成10年5月 山ちゃん 栄店オープン 
          看板にキャラクターを取り入れる

平成20年10月現在 名古屋地区31店舗 関東16店舗
札幌2店舗 熊本1店舗 広島1店舗 
テイクアウト・イートイン店 3店舗 ラーメン店1店舗
全55店舗

http://www.yamachan.co.jp 


●日時 平成20年11月20日(木)
18:00 受付
18:30 講演会
20:00 懇親会
※くれぐれも時間厳守でお願い致します

●会場
  ホテルオークラレストラン名古屋
  TEL   052-201-3201 

■ 名古屋経営研究会通信 2008/12/31
■■ 11月例会 講演レポート
■■■ テーマ  「立派な変人たれ」
■■■■ 講師   株式会社エスワイフード・世界のやまちゃんグループ  
■■■■      代表取締役 山本 重雄 氏      
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■       
 
                開催日 平成20年11月20日(木)
                 会場  ホテルオークラレストラン名古屋


■■「世界の山ちゃん」の誕生■■

私は高校を卒業後、自衛隊に入りました。
その自衛隊勤務のとき、ある1冊の本に出会ったのです。
その本には「10年くらい一所懸命やると、
1億円くらい貯まりますよ」と書いてあった。
特に、焼き鳥屋がいいのではないかというわけです。

この1冊の本との出会いが、焼き鳥屋をやろうと思ったきっかけになりました。
私の人生を決めた本といえます。


早速、私は自衛隊を辞めて名古屋に来ました。
居酒屋に就職して1年。
そのあと焼き鳥のチェーン店に入り、
そこで、焼き鳥の焼き方、経営の仕方を覚えていったのです。

そうしているときに、
貸店舗をある方に紹介をしていただき、
それが山ちゃんの一号店になったわけです。
27年前の6月、私が24歳のときでした。


1号店のとき、すでに手羽先のから揚げは始めていました。
手羽先については、
焼き鳥チェーンにいた頃から
勤務先の店長と風来坊の店長の交流があったこともあって
私自身、見よう見まねで研究していたのです。

1号店での手羽先メニューを増やすきっかけは、
風来坊さんのマネではありましたが、
差別化として、手羽の先をカットしない形で、
味つけも独自の味にこだわったことが良かった。

当時は、そこまでの深い計算はなかったのですが、
今、考えると、ここまで山ちゃんの店舗数が増えた成功要因の
1つだったと思います。


成功要因の2つ目としては、
私が職人ではなかったことがあげられます。
職人ではないから、お客さまの意見を素直に聞けたのです。

山ちゃん、今度、これを用意しておいてよ。
これを、こうしたらどう?
ハンバーグを置いておいてよ。
カレーが食べたいな。
お客さまの、いろんな声を全部、取り入れました。

私がもし焼き鳥の職人で、
「オレの味がわからない奴は」などといっていたら、
たぶんお客さまは増えなかったと思います。


■■従業員教育が飛躍のカギ■■

お客さまの中でTシャツのプリントショップをやっている方がいました。
そこのお店に行くと壁に目標年商100億と書いた紙が貼ってあった。
早速、それをコピーしていただいて、
店に貼ったり、名刺に入れたり、年商100億Tシャツを作ったりしたのです。
これが1号店のときに年商100億という目標を掲げたきっかけでした。


当時の年商が2000万、500倍の目標なわけです。
到底、できるなどとは思っていませんでした。
そのときは、
お客さまに聞かれて、「年商100億」といったときの
お客さまのバカにした様な顔を見るのがおもしろくて
やり始めただけでした。


そのうち店舗も増え、年商も1億、2億となってきたときに、
初めは500段の階段だったのが50段になり、
「あれ?できるかな」と思い始めたのです。

10億になると
「あと10段の階段を上がるだけじゃないか」と思えてきた。
本気で100億を目指そうと思ったとき、
私は従業員にも真剣に話をしました。


ただ、朝6時までやるものですから労働条件はかなり厳しい。
残業130時間というようなこともあるわけです。
従業員がどんどん辞めていきました。

それではダメだと思い、
営業時間を1時までにしたり、休日を作ったりしながら、
従業員の働く条件を改善していきました。
ただ、当時はどうしたら従業員が辞めないで働いてくれるかが
わかりませんでした。

それで、経営の勉強をしようと、
いろんな会に参加したり、
本を読んだり、セミナーに行くようになったのです。

それでもなかなか答えは見つからない。
でもあるとき、
東日本ハウスの創業者である中村会長が経営塾をやるということで、
私を誘ってくださいました。
そこで中村会長から、
「社長の役割というのは、社員を守ること」だと聞かされたのです。


それまでの私は、そういう考えはあまりなく、
会社というのは経営者がお金を儲けるためにやっているんじゃないか
と思っていたのです。
中村会長のこの言葉を聞いたとき、
「ああ、自分は従業員を守っていないな。ダメだな」と思いました。

その他にも、
親孝行の大切さ、本を読みなさい、歴史に学びなさい、
礼儀・挨拶、社員教育の重要性、たくさんのことを学びました。
ひとりの人との出会いが自分を変える大きなきっかけとなったのです。
経営者として自信がつきました。

それまでは、
従業員が辞めてしまうことを心配して叱れなかった私が、
それ以来、叱れるようになったのです。


従業員やアルバイトの採用については本当に苦労します。
山ちゃんというのは、
たくさんのお客さまが東京や大阪から来られて
1時間くらい並んで下さるのに、
なぜ従業員は来ないんだろうと思いました。

そこで、もっと、もっと従業員のことを考えないといけない
という思いから、
「会社メニュー」というのを2年くらい前から作り始めたのです。

居酒屋に行くと料理のメニューがあるように、
従業員たちにとってのメニューがないなと思ったのです。


従業員が喜んでもらうためにいろんなアイデアを出しました。
野球や柔道、合気道のクラブ、座禅の会などを作ったりしました。
自社の店舗には柔道場や講演会のできるホールも作りました。
従業員たちに会社の魅力をアピールしようと思ったのです。


昨年の12月から毎月1回、お客さまをお誘いし、
特別講師を招いて私と2人で社員教育と会社PRを兼ねた
セミナーを開催しています。
でも、それだけではおもしろくないので、
従業員に講演デビューさせようということで、
30分の枠の中で、山ちゃんでの苦労話や良かったことを
話してもらっています。


これまで商売の勉強をずっとやってきて、
最近は従業員に対して自分が学んだことを言えるように
なってきました。

例えば、
店長教育としてセミナーをやる。
そこで私は聞きます。
あなたたちは今日、何をしに来たんだ?
何のためにここへ来たんだ?

店長たちには、
自分が学ぼうと思って来たらダメだよと話しています。
自分のために学ぶのではなく、人に教えるために学ぶ。

今日ここで学んだことを店に帰って、
従業員に教えてあげようという思いを持ちなさいと言っています。


そういう努力が実り、
今では私がいなくても山ちゃんに10年近くいるメンバーたちが
立派にやってくれるようになりました。

10月例会 講演レポート
2008/10/27

2008/10/31
■■ 10月例会 講演レポート
■■■ テーマ 「『カタカナ生保、営業の奥義大公開』
■■■■               〜紹介が止まらない〜」
■■■■ 講師   株式会社 ウイッシュアップ 
■■■■      代表取締役 牧野 克彦 氏      
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■       
 
                開催日 平成20年10月9日(木)
                 会場  ローズコートホテル


■■信頼関係の根っこにあるもの、○○とは■■

営業というのは「物を売る」ことではありません。
お客様が困っていることがあって、
それを解決する手段を販売していくのが営業なのです。
ほとんどの企業さんは、それができていない。

「こんにちは。○○会社の○○です。うちの商品いりませんか?」

これでは相手にとって、
ただの売込みでしかないわけです。


私は保険の営業をやっていながら、苦手な言葉が2つあります。
「保険に入ってください」という言葉と、
「保険の紹介をしてください」という言葉です。

ですから、
今まで私はこの2つの言葉を言わずに、
潤沢にやっていくかということだけを考えてきました。

信頼関係を築くときに、
いきなり保険の説明をしたら誰も聞きません。
じゃあどうするのか?

たった5分で信頼関係を作ることができるのです。
先ずは自己紹介から始ります。
私の自己紹介は、

―初めまして。ウイッシュアップの牧野です。
私は『増やす』仕事をしています。売上を増やす。利益を増やす。
そして儲けたお金を増やす。
テーマは『増やす』です。

こんな私と仲良くなっていただきますと、
明るく元気になって、何よりも笑顔がステキになります。
ジャンジャンお客様から電話がかかってくるようになります。

私には2000人のお客様と1000人の友達がいます。
いろんな人をご紹介できますので、
もし、取引先を探している、ブレーンを探しているという場合は
声をかけてくださいね。

私は65歳で学校を作る夢があります。
子供達にコミュニケーッションの仕方を伝えて子供達を元気にしたい。
何故なら日本の未来は子供達が築くからです。

将来学校を作った時に
一緒に子供達に人生経験や体験を伝える仲間を探しています。
ご興味があればよろしくお願いします。―


自己紹介の中で、
どの話が響いたのかは、それぞれでしょうが、
どこでもいいので何か1つでも響くことがあれば、
それで仲良くなれるわけです。


多くのお客様は、
営業マンの言いたいことには全く興味を示しません。
自分の疑問に答えてくれる人、
自分の困ったことに対して解決してくれる人に対しては、
すごい興味を示します。

営業というのは、
いかに相手の気持ちを聞くか、引き出すかなのです。
こいつの言うことはおもしろいな。
こいつは信用できそうやな。
そうなってから初めて
「お前はどんな仕事してんねん」という話になるのです。

たった3分から5分、
ここで信頼関係を築くことができれば、
どんな商品でも売れます。


実は、この信頼関係の根っこにあるのは紹介なのです。
どんなにすごい人間でも、いきなり飛び込んできて何を
言っても信頼関係を築くのはムリ。

「○○さんのご紹介」という前提があるから、会っても
らえる。3分〜5分で人間関係が築けるわけです。


■■誰でもできる、紹介が止まらなくなるノウハウとは■■

紹介のノウハウ。
これには特別なことは何もありません。
1つ1つは誰でもできる。
ところが、誰もやりません。
だから売れない。

私のテーマは、
「誰でもできることを、誰もできないくらいにやる」です。


●お客様の頭の中に1つ疑問を作る

お客様にとって必要なことで、困っていることで、
自分が解決できることについて「疑問」を残して帰ってくる。
その場では、答えは言わない。
「興味があったら聞いてね」というところで帰ってくるのです。

答えを最後まで言ってしまうと、
お客様の問題が解決してしまいます。
問題が解決してしまうと次につながりません。


●お金を払う人に満足してもらうことが大事

例えば、
ラーメン屋のおやじさんが、
いろんな素材を使って、
おいしい、おいしいスープを作ったとします。

そのおやじさんが、
「どうや、オレのスープ上手いやろ!」
といったところでダメなのです。


お金を出す人が、
何のためにそこのラーメン屋にきているかが大事。
「おやじさんの笑顔が気にいってこのお店に来ているんだ」
といっていたとしたら、

このラーメン屋の「売りは笑顔」なのです。
スープではない。

全部、マーケットが決めるのです。


●お客様の求めることに自分を磨く

私は、ある人の紹介で新しい方と出会えたときに、
その出会えた人に必ず聞きます。
「紹介者は僕のことをなんと言ってましたか?」

このときのその人の言葉が、
「お客様が求めること」なのです。

紹介者に聞いても、
「お前のこと気に入ってくれたみたいだよ」
としか言ってくれません。

それでは、自分に何を求めているかがわからない。
自分に対してお客様が求めていることに、
お金をかけて自分を磨くと、紹介はたくさんもらえます。


紹介で出会うのは、自分の信用ではなく、
紹介者の信用で出会えるのです。

紹介者からみて自分が自慢できる友だちか、
担当者であるかどうかによって、
紹介が増えるかどうかが決まります。


以上のことは「思考」の部分ですが、
もうひとつ大切なことがあります。
思考を相手に見えるようにしないと意味がありません。

私はご紹介いただいたら、まず葉書を出します。

―初めまして。ウイッシュアップの牧野です。
この度○○様よりご紹介いただきました。
近々アポイントのために電話をします。
その際にご都合の良い日時をお知らせいただきますよう、
お願いいたします。―

そして届いたころに電話をするのです。
これをすることで、
事前に面談をOKするのか、断るのか事前に考えてもらえます。

いきなり電話をすると、
突然のことで全員が断りますが、
葉書を出しておくことで、
仮にNOでも断り方が厳しくないのです。

アポイントを取る場合、
必ず1週間以上先のアポイントを取ります。
アポイントが取れたら2通目の葉書です。

―この度は快くご面会へのお約束をいただきまして、
ありがとうございます。○月○日の○時に伺います。
楽しみにしています。―


そして第1回目の面談後すぐに 
―出会いに感謝。お目にかかれたことをうれしく思います。―


面談前の2通の葉書、
面談をしていただいた後の葉書、
たった1回出会っただけで3通の葉書が届くわけです。

こういうことをしておくことで、
誰かを私を紹介したときに、
「その人にもするだろうな」という確信があるので安心して
紹介をしてくれるわけです。

紹介をいただくには、
「思考」と「具体的な行動」の両方がいります。
ここまできちんとやっておけば、誰でも紹介はもらえます。


私はお客様が誕生日を迎えたときは
バースデーカードを送ります。
契約のあるなしに関わらず家族全員に出します。

4人家族であれば、
年4回、お客様のところへ葉書が届くわけです。


それ以外にも
毎月のメールマガジン、季節ごとのメールでの挨拶、
毎月の葉書の情報等々、
私から契約をするとバースデーメールに、バースデーカード、
毎月のメールに葉書など、年間20数回、何かが届く。

そこで「保険といったら牧野」という印象が
お客様の中で出来上がるわけです。


何かあったときに連絡がすぐもらえるようにするには
ポイントがあります。

私の携帯番号と、
会社の番号をお客様の携帯電話に登録していただきます。
ただ、わざわざ登録してもらうのではなく、
携帯の番号を聞いて、
私から電話をし、その履歴を保存していただくのです。


人のネットワークは今では100%携帯電話です。
ご紹介をいただくときも、
その人が携帯に入っているかどうかを聞きます。
携帯に登録されているような人をご紹介いただく。

それも、その人と同じレベルか上の人をご紹介いただく。
そのためには紹介は、
3人以上、ご紹介をいただかないといけません。

なぜなら、最初の1人目、2人目というのは「おためし」です。
そこで、「牧野は心配ないな」と思うと
3人目から初めてメインの人脈にたどり着くわけです。

このように
「誰でも出来ることを誰も出来ないくらいやる」
ことによってありふれたことが
非常に効果のある戦略に変るのです。

10月例会
2008/10/11

10月例会

●テーマ  「『カタカナ生保、営業の奥義大公開』 〜紹介が止まらない〜」

●講師   株式会社 ウイッシュアップ 
       代表取締役 牧野 克彦 氏    

●プロフィール
平成6年5月 
ソニー生命保険(株)入社。
後にエグゼクティブライフプランナー(ソニー生命の最高位)認定。

平成17年12月 
株式会社ウイッシュアップ設立。同社代表取締役社長に就任。
株式会社ウイッシュアップ設立からの講演回数は
100回を超える人気講師。

保険業界の新聞「保険情報」「新日本保険新聞」などで
取り上げられること多々。

著書に、
『できる!紹介獲得の保険営業 "誰にでもできることを
誰にもできないくらいやる" 』近代セールス社がある

http://www.e-wishup.com

ブログ 牧野克彦の見込み客獲得法 
http://ameblo.jp/makinokatsuhiko/


●日時 平成20年10月9日(木)
18:00 受付
18:30 講演会
20:00 懇親会

.


.

9月例会
2008/09/15

■ 名古屋経営研究会通信 2008/9/30
■■ 9月例会 講演レポート
■■■ テーマ 「女性でもできる・・・女性だからできる
■■■■      女性のマルチタスクが働き方を変える!」 
■■■■ 講師   アット・ワンス株式会社
■■■■      代表取締役 杉本 美晴 氏      
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■       
 
                開催日 平成20年9月10日(水)
                 会場  名古屋クレストンホテル9F宴会場


■■女性の脳の特長■■

誰もがご存知のように人の脳には左脳と右脳があります。
脳に関する本を読むと、
男性と女性との脳に若干、機能の違いがある
ということが共通して書かれています。

何が違うかというと、
左脳と右脳を結ぶ脳梁といわれる柱の太さが圧倒的に違う
ということです。
女性の方が、脳梁が太いのです。


左脳は言語脳といわれ、
言葉などをきちんと解析したり、論理的に物事を考えたり
しているそうです。
右脳はイメージ脳といわれます。


私たちは言葉でコミュニケーションを取りますので、
やりとりをするとまず、最初の情報は左脳に入るわけです。
そのときに女性は脳梁が太いため
左側から右側に行く信号がすごく早く、たくさん流れるそうです。


ある話を聞くと左脳から右のイメージ脳へ情報が流れます。
その話を聞いて、その人がどういう状況なのか、
その人がどんな感情だったのか、
ということを
一瞬にイメージすることが男性に比べて上手にできる。


言い換えると、
女性は人の話に共感することが非常に得意といえるわけです。
女性は共感する脳力が高いので、
反対に誰もが同じように共感をしてくれることを求めるそうです。

一方、男性は脳梁が細いため、
論理展開を頑張ってするわけです。
論理展開の後にでてくるのは「答え」です。

男性は入ってきた情報に対して何とか答えを出そうとします。
問題解決能力に優れているのです。
反対に、自分の問題解決能力が高いので、
問題解決能力を相手に求めてしまうわけです。


そこでこれからは、
女性とのおつきあいの中で、ぜひやって頂きたいことがあります。
話の聴き方です。

例えば、
女性が「ちょっと聞いてよ。こんなことがあったのよね」という
話をされた場合にどう答えていますか?

1.「ふん、ふん、ふん」と聞き流す

2.「そんなこと言うのだったら、こういうふうにしたらいいじゃないか」
  と先に答えを伝える

3.「ああ、そうかあ。。それは大変だね。
  そんなことがあったんだ」と一所懸命、話を聴いてあげる。

女性が求めているのは3番目です。
女性は、答えより、
「大変だった」という気持ちを理解して欲しいだけなのです。

ほとんどの女性は、すでに答えを自分で持っています。
その状態で背中を押してくれるのを持っているのです。


ですから、
「君はどうしたらいいと思っているんだい?」と聞いてあげる。
その女性がしたいと思っている答えを後押ししてあげる。
それで女性は満足なのです。


■■女性のマルチタスクが日本を変える■■

一度、仕事を辞め、家に入られ、
その後、もう一度働きたいと思っている女性は、
すごく、やりがいや生きがいを求めていらっしゃいます。


女性は状況を思い描く力が非常に強いので、
そういう女性をサービスの現場で活かしていただくと
良いのではないでしょうか。
 
また、人の話を聞いて、
その話から、表面の言葉だけではなく、
顔色、雰囲気などを見て、いろんなことを想像しながら、
深層的なところの本音を引き出してあげる。
そういうコーチング的な職業。

あるいは、
カウンセリングなどのメンタルな問題に対しても
向いていると思います。


多くの男性は、
例えば仕事のことを考えているときは、
脳の中に仕事という箱があってその箱が開くそうです。
そして、
仕事のことに集中できるという脳の仕組みになっている。

一方、女性は1つ何かが起こると、
そのことでまず主題になっている箱が開きます。
そこから、右脳と左脳との間を激しく信号が移動するため、
いろんな箱が開くわけです。

例えば、
「運動会」というキーワードで連想してもらうと、
傾向として男性の場合、
まずは、競技の名前など運動会に関連したキーワードが
たくさんでてきます。

それを同じように女性に連想してもらうと、
初めは、競技とか、赤白帽とか、運動会の関連した言葉が
でてきますが、
すぐに、お天気とか、お弁当とか、
別のキーワードがでてくるのです。


男性は1つのことを集中してやることに優れている
「シングルタスク」。

女性は一度にいくつかのことを同時に進行できる
「マルチタスク」なのです。


女性はなぜ、こういう脳の仕組みなのか?
例えば、
女性の場合、子供が泣いたからといって、
子供を抱いているだけでは済みません。

決められた時間の中で子供を抱きながら、
洗濯物をしまったり、食事を作ったりしなけれいけない。

そういうことを、
日々の生活の中で経験してきたからではないかと思います。
そんな女性の素晴らしい脳力を
会社の中で活かせることがあるわけです。


よく、人は言葉でコミュニケーションをする
と思われていますが、
実は、ノンバーバルコミュニケーション
(言葉以外のコミュニケーション)で伝える情報の方が
圧倒的に多いのです。


コミュニケーションの中で言いにくいことを、
はっきり言う人というのはまだまだ少ない。

どちらかというと、言葉を変えて、
「これで受け取ってくれないかなあ」というニュアンス
を含めた表現をするのが日本の社会です。

そういう場合に、
言葉以外からいろんなことを察知するのも
女性の方が圧倒的に優れているように思います。


これから女性がもっともっと活躍して欲しいと思うのは、
今のままでは日本の将来が不安だからです。
自分たちの子供が生きていくこれからの時代が、
良い時代であって欲しいと思うからです。
そのためには、少しでも子供たちへの橋渡しをしたい。


その橋渡しをしていくために、
日本の経済活動をいかに活発化していくかということを
私は考えています。

外国の方の労働力を借りないといけない現状はありますが、
それだけに依存をしていると、
その人たちというのは
働いて得たお金をあまり日本で使うことなく、
自国へ持っていってしまいます。


日本の経済を活発化させていくには、
日本でお金を使うという状況を作らないといけない。
女性が少しでも収入を得るようになれば、
自分のため、子供のため、家族のために使っていけるように
なるわけです。

そうすると、
国内での需要が増やすことができる。
国内での需要が増えれば、
日本経済も活発化するわけです。


9月例会
2008/09/13

9月例会

●テーマ  「女性でもできる・・・女性だからできる
           女性のマルチタスクが働き方を変える!」

●講師   アット・ワンス株式会社 
       代表取締役 杉本 美晴 氏    

●プロフィール
1987年   金城学院大学文学部社会学科卒業
1987年   日本オフィスシステム株式会社入社
1989年   同社退社
1989年〜 OAインストラクターとして活動

1998年〜 マナー教育インストラクターとしても活動開始
2001年〜 有限会社アットワンス設立 代表取締役就任
        金城学院大学非常勤講師
2007年〜 アット・ワンス株式会社に改組

http://www.at-once.co.jp/


●日時 平成20年9月10日(水)
18:00 受付
18:30 講演会
20:00 懇親会
※くれぐれも時間厳守でお願い致します

●会場
  名古屋クレストンホテル9F宴会場
  TEL  052-264-8000

      
◇◇ ビジター歓迎 ◇◇
皆様のお知り合いの方をご紹介下さい
会費 ビジター 8,000円


★平成20年 7月30日 ビア パーティー
2008/08/22

2008/06/03




★平成20年 7月30日 ビア パーティー

日時  7月30日(水)  19:00〜(受付18:30)
スケジュール 18:30〜受付  
         19:00〜 開会/情報交換会
          20:30〜プライナスライブ 
         21:00〜 終了
         http://prinus.net/

場所  ローズコートホテル 名古屋市中区大須4-9-60 
今年の納涼会のビア パーティーは、
他の交流会の賛同を得ましてさらに大きなイベントと
なりました。
お友達をお誘い頂いて、大勢の方のご参加をお待ち
しています。

「異業種交流会 夏祭り」
仕事帰りの空いた時間を人脈作りのために有効に活用
しませんか?

人と人とのつながりを大切にし、
様々な業種の方が集う交流会。。。.
今回はそのスペシャル版として「夏祭り」を開催します。


日時  7月30日(水)  19:00〜(受付18:30)
スケジュール 18:30〜受付  
         19:00〜 開会/情報交換会
          20:30〜プライナスライブ 
         21:00〜 終了
         http://prinus.net/

場所  ローズコートホテル 名古屋市中区大須4-9-60 
    052-269-1811

会費  会員 1000円 ビジター4000円
    (飲み放題、食べ放題、プライナスCD付)

主催 名古屋経営研究会、NAGOYA23、フレンドリーな交流会、
    NPO法人ユビキタス

7月例会
2008/07/24

■ 名古屋経営研究会通信 2008/8/31
■■ 7月例会 講演レポート
■■■ テーマ 「米大統領選挙とYOU=TUBE」
■■■■ 講師  元毎日新聞社 常務      
■■■■ 慶應大学マスメディア・コミュニケーション研究所講師
■■■■     ジャーナリスト 河内 孝 氏      
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■       
 
                開催日 平成20年7月18日(金)
                 会場  ホテルオークラレストラン名古屋


アメリカを見る場合、
心しなくてはいけないポイントが2つあります。
1つは「デワの神」に気をつけることです。

「アメリカでは」「共和党では」・・。
「○○では」という話に気をつけて下さい。

「ワシントンDCで、今晩、僕が会った人は、こう言っていたよ」
「ニューヨークで会ったバンカーによると、こうだよ」
ということはあっても、
一般的な「アメリカでは」というような話は、到底あり得ません。


今でもアメリカは、
48の国(州)で作る国際連合みたいな国ですから、
シアトルとニューヨーク、ロスアンゼルスやオハイオでは、
考え方も行動論理も違ってくるのです。

それを日本人は、
なんとか1つの国としてまとめて1つの色に染めてみたがる。
そこで皆、アメリカという国の見方を間違えるのです。


2つめのポイントは、アメリカと日本の時間の振幅の違い。
日本は秒針のようにコチコチ変わる。

アメリカは、長い振り子のついた時計で、
いつ動いているかわからないような振幅なので
止まっているように見えるが、確実に動いている。

よく、「アメリカは保守的になった」と
日本のマスコミの人は簡単にレッテルを貼りますが、
その動きは極めてゆっくりしていて、
よほどじっくり見ていないとわかりません。

結果、日本人は
「アメリカがどちらに向かっているのか」を見誤るのです。


■■ネットとYOU=TUBEが選挙を変えた■■

インターネットがアメリカで
選挙の有力な道具として使われ始めたのは90年代です。

1996年のミネソタ州の知事選挙で、
ボクサー上がりのジェシー・ベンチュラという無名な男が
出馬しました。
彼は田舎の町の市会議員を1期やって、
その後、突然、ミネソタ州知事選に出馬したわけです。


当時もアメリカの選挙の広告というのは皆、テレビでしたが、
彼はテレビ、新聞に一切、広告を出しませんでした。
金もなかったのでしょう。
では、どうしたか?

1995年、ウインドウズ95が発売され、
メールが一般的に使われるようになりました。
そこで彼は自分のサイトを作り有権者に訴えた。
またそれメールにしていろんな人に送ったわけです。

そうすると、
だんだん、彼の行くところで人が集まるようになった。


そこで次にやったのは、
ジェシーという名前の入ったTシャツなどの物販を始めた
わけです。

それがやがてお祭りムードになり、
そこで初めて
テレビや、新聞が取材で来てくれるようになったのです。

彼は、インターネットだけで当選した最初の公職者でした。


今回のアメリカ大統領選挙のスタートは昨年の2月でしたが、
特徴の1つは
ヒラリーも、オバマも出馬宣言を自分のサイトでやった
ということです。
記者会見もテレビ会見もしなかった。


私が「新聞社やテレビ局が怒るんじゃないか」と聞いたら
アメリカの記者たちからは、
「政治家と有権者の間にゲートウエイ(関門)はいらないと
考え始めている」という答えが返ってきました。


今までは何のためにマスメディアというものを政治家が
使ったのかというと
有権者に自分の情報を流したい、
自分の支持を高めたい。
そのためにはテレビや新聞の方が、効率がよかったからです。

ところが
インターネットによって直接、有権者とつながるようになった。
ネットならカットはないし、編集もない、
ありのままの自分(見せたい自分)が伝えられる。


だから、サイトでのアナウンスの翌日、
ニューヨークタイムズもワシントンポストも
「オバマは、オバマのサイトで出馬すると表明した」
という形で報道するしかなかった。


アメリカの選挙では、
オンラインマネーシステムがとても機能しています。

予備選挙までに200億円、
本選挙を含めると約500億円以上は必要、
といわれる選挙資金の調達も
それぞれの候補者のサイトがフル回転している。
20ドル、100ドルという資金がカード決済で流れてきます。

候補者のサイトは
日程や政策キャンペーンなどの上からの情報より、
YOU=TUBEを駆使することで、
支持者からの声や支持者が撮ったビデオなど、
下からの情報であふれています。


現在は、インターネットというものが、
単に政治だけではなく、
私たちの生活の中で必要不可欠なシステムとして機能している、
それなしには考えられないような社会になってきています。


まだ、「なんとなく便利な道具だ」程度に考えている人がいるかも
しれませんが、
おそらくジェームスワットの蒸気機関や、
ヘンリーフォードの自動車大量生産、
ベルの電信、電話の発明に次ぐような大きな革命だと思います。


なぜなら、
長い間、情報というのは上から下に流れていたものが、
上とか下とかではなく、
発信者と受信者が常に一緒になって物事が進んでいくように
なった。

中には、低俗なものや、人の名誉を傷つける内容もありますが、
それを全部飲んでアメリカという文化が
大きな濁流となって、大きな川となって流れているのです。


今回の大統領選挙の特徴は
YOU=TUBEを使った
有権者からのビデオが氾濫している点でしょう。

ロスアンゼルスあたりの小さなプロダクションが作っている
ビデオもたくさんありますが、
候補者のサイトには、
素人のビデオがあらゆるところにアップされている。

例えばオバマの演説をバラードにした、
「Yes We Can」とか「オバマガール」というような
大ヒットビデオも生まれた。

「大統領選挙」、「オバマ」と検索するだけで、
あっという間に、
100本くらいのビデオが飛び込んでくるわけです。

YOU=TUBEと大統領選、
そういう面から見てみるとおもしろいのではないでしょうか。


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7月例会

●日時 平成20年7月18日(金)
18:00 受付
18:30 講演会
20:00 懇親会
※くれぐれも時間厳守でお願い致します

●会場
  ホテルオークラレストラン名古屋 
  TEL 052-201-3201

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●テーマ  「USA大統領選の行方??」

●講師   元毎日新聞社 常務 
       慶應大学マスメディア・コミュニケーション研究所講師
ジャーナリスト 河内 孝 氏    

●プロフィール
1944(昭和19)年東京都生まれ
慶応大学法学部卒業
毎日新聞社会部、政治部、ワシントン支局、外信部長をへて
編集局次長。

その後、
社長室長、東京本社副代表、中部本社代表など
経営の要職を歴任し、
常務取締役(営業・総合メディア担当)を2006年に退任、
現在に至る。

著書に、
「新聞社―破綻したビジネスモデル―(新潮社)2007.3発行」
がある
http://www.shinchosha.co.jp/book/610205/

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河内孝/著

潰れるか? 生き残れるか? 元大手紙幹部が明かす危機の実態。

新聞という産業は今、様々な危機に直面している。止まらない読者の減少、低下し続ける広告収入、ITの包囲網、消費税アップ、特殊指定の見直し――そして何より、金科玉条としてきた「部数至上主義」すなわち泥沼の販売競争は、すでに限界を超えている。いったい新聞は大丈夫なのか。生き残る方策はあるのか。元大手紙幹部が徹底的に解き明かす、新聞が書かない新聞ビジネスの病理と、再生への処方箋。

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