.7月例会 | - 2019/07/03
- .日時 令和元年7月2日(火曜日) 講演18:30
18:00 受付 18:30 講演
20:00 懇親会
■■■■会場:札幌かに本家栄中央店 中区栄3-8-28 電話:052-263-1161
◆テーマ:「屏風画から紐解く長篠の合戦」
〜長篠の合戦は鉄砲の力で勝利したわけではなかった〜
◆講師:おかざき塾歴史教室 市橋章男(いちはし・あきお)氏
◆戦国の世に有名な長篠の合戦。織田・徳川連合軍と戦国最強とうたわれた武田の騎馬軍団が激突した戦いです。織田・徳川連合軍が何重にも巡らされた馬防柵の後ろから大量の鉄砲で騎馬隊を狙い撃ちにし、圧倒的な勝利を収めたことで有名です。
ところが、各所に残された「合戦屏風絵」を見ると、決してそうではなかった戦いの姿が浮かび上がってきます。これらの屏風絵は犬山白帝文庫のものが有名ですが、他に徳川美術館、大阪城博物館などにも残されています。いずれも構図は全く同じですが、タッチが全く異なっています。今回は最も生々しく描かれている大阪城博物館の屏風画を、部分ごとに丹念に見ながら、生き死にをかけた戦場での武士たちのあり様を、大軍を率いた信長や家康の陣配置から経営戦略を考えてみたいと思います。
◆プロフィール
1954年、岡崎市生まれ。國學院大學で史学を専攻。新編岡崎市史調査員。教職員退職後、ふるさと岡崎にかかわる歴史・人物の著作活動を始める。
2005年、岡崎長誉館で「おかざき塾歴史教室」を主宰開講。前二松学舎大学大学院研究員、全国歴史研究会会員。ケーブルテレビミクス放送審議委員長。
2019年、全国歴史研究会特別功労賞を受賞。徳川みらい学会員。
会場:札幌かに本家栄中央店 中区栄3-8-28 電話:052-263-1161
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